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地方だより

防火餅つき盛大に開催

兵庫県・養父郡(組)

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昨年12月20日(金)午前10時から、八鹿町の(社)童和保育園幼年消防クラブで、防火餅つき大会が行われました。この大会は、毎年年末に行われる恒例の行事ですが、今年もクラブ員48名のほか、保護者や近所のお年寄り・消防職員も参加し、盛大に行われました。
もち米(40?s)は、前日、保育所職員が洗って、当日は早朝より保護者や近所のお年寄り20数名が蒸し器で準備をしておいたものです。
餅つきに先立ち、「防火の誓い」をクラブ全員で誓ったあと、消防職員が変装したサンタクロースが登場、一人ひとりにお菓子のプレゼントがありました。
10時からはじまった餅つきは、ハッピ姿のクラブ員が子供用に作られた杵と臼で「よいしょ・よいしょ」と元気な掛け声で餅をつきあげました。そのあと、ついたお餅と、かやく御飯の昼食会を参加者全員で催しました。昼食後、防火のPRを兼ね、「火遊びはしません」と誓いの言葉を書いた袋に餅を入れ、近所に配ったり、クラブ員も大喜びで自宅に持ち帰りました。

 

広島県婦人防火クラブ指導者研修会

平成8年度の婦人防火クラブ指導者研修会が
12月9日に県消防学校で行われ、県内の32婦人防火クラブから66人が参加しました。
この研修会は、県内の婦人防火クラブの指導者が、防火・防災の知識を深め、また、互いに情報を交換し、婦人防火クラブ活動の一層の活性化と火災や災害から家庭や地域を守るため毎年実施しているものです。
研修会は、県婦人防火クラブ連絡協議会会長のあいさつの後、「家族de防火」のビデオを視聴、粉末消火器による初期消火の実習訓練、シュミレーターを使用しての人工呼吸・心臓マッサージ、暗中迷路を脱出する避難訓練が実施されました。
終始、熱心に参加したクラブ員達から「人工呼吸・心臓マッサージは、思ったよりも難しかった。見るよりも体験の重要性が実感できた。」とその成果についての発言がありました。
最後に、各婦人防火クラブから日頃の活動状況等の報告があり、それを基に情報交換が図られ、今後の活動の参考とされました。

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